オランダ語 独学のすゝめ

オランダ語は独学で習得出来る。情報さえあれば。

アポスティーユ認証済み公文書(戸籍謄本など)の翻訳手続き【オランダ移住手続き】

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オランダに移ることを考えている皆さん。

または、最近移った皆さん。

 

移住手続きはどのように行っているでしょうか。

 

これまでに、ノータリゼーションアポスティーユ認証の解説をしてきました。

nl-study.football-dou.com

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アポスティーユ認証をすれば、国内の書類が外務省の認証を得ることで、世界的に信頼される書類になる。

という話をこれまでしてきました。

 

しかし、アポスティーユ認証を済ませても、そのままではオランダの市役所には提出できません。

なぜなら、アポスティーユ認証がつこうと、日本語の公文書は日本語のままだから。

 

ということで今回は、

アポスティーユ認証済みの公文書の翻訳手続きと、翻訳の認証手続きについて解説しいきます!

 

 

翻訳文自体にも認証が必要

冒頭で述べた通り、多くの公文書は日本語で書かれているため、オランダの市役所に提出するためには、アポスティーユ認証を受けた後にさらに英語またはオランダ語に翻訳する必要があります。

オランダ語であるに越したことはないと思います。)

 

ですが、翻訳をすると、翻訳文は私文書になります。

なので、この翻訳文に対しても、

公証役場に行ってノータリゼーション(公証)で公印をもらい

領事館と外務省に行ってリーガリゼーション(公印認証と領事認証)をもらう

必要がなります。

 

やらなくても分かる通り、非常に面倒です。笑

 

ですが、

  • BSNナンバーに必要な、戸籍謄本・抄本
  • 運転免許の書き換えに必要な運転免許証

に関しては、この手続きをパスし、それもより確実に手続きを行える方法があります。

 

それを紹介していきます。

 

在オランダ日本大使館の戸籍記載事項証明サービスを利用する。

まず、一個目が日本大使館の戸籍記載事項抜粋・証明サービスです。

 

これは、日本とオランダの政府の仲介的役割を担う在オランダ日本大使館が、

日本の公文書からオランダの手続きに必要な情報を抜粋し、それが間違いないことを証明するものです。

 

これでは、アポスティーユ付きの戸籍謄本・抄本運転免許証の2つに関しては、日本大使館が記載事項を抜粋して、その抜粋証明書をオランダで発行してくれます。

 

このサービスでは、ノータリゼーションリーガリゼーションの領事認証をカバーすることになるので、

あとは、オランダの外務省に行ってリーガリゼーションするだけで翻訳の認証が完了します。

 

そして、それを持ってオランダの公的機関に提出することができます。

 

費用は、日本大使館の証明が10ユーロ(運転免許の場合は17ユーロ)、外務省のリーガリゼーションに10ユーロの合計20ユーロです。

 

オランダの法廷に登録されている法定翻訳家に頼む

もう一つは、オランダの法廷に登録された法定翻訳家に頼むというものがあります。

法定翻訳家が翻訳した書類は公文書扱いとなるようなので、ノータリゼーション、リーガリゼーションが必要ありません。

 

なので、彼らに翻訳をやってもらった場合、彼らの翻訳書類をそのままオランダの市役所に提出できます。

また、日本在住の翻訳家に頼むと日本にいる間に認証手続きを全て完了させることができるので、オランダの外務省に行ったりしなくていいのは心強いと思います。

 

日本→オランダ語の法定翻訳家は7人(オランダ在住5人、日本在住2人)います。

下の在日オランダ大使館のHPより、連絡先を確認することができます。

https://www.orandatowatashi.nl/ryokou-kyojuu/honyaku

 

費用は人によりますが、自分が頼んだ時は、

  • 戸籍謄本は1万円
  • 戸籍抄本は6400円
  • 運転免許証が5400円
  • 郵送代が180円

でした。

 

少し高いですが、結局日本大使館にも申請と受け取りで2往復は最低でもしないといけないので、手間と電車賃を考えれば、法定翻訳家に頼むのがベストな気もします。

 

 

まとめ

今回は、アポスティーユ認証して日本から持ってきた書類をオランダで翻訳して、認証するための手続きを解説していきました。

 

安さで言うと、日本大使館のサービスを利用するのが安いですが、確実で単純であることと、日本でも手続きを進められるのは、ゴタゴタする移住序盤に非常に助かると思います。

 

在オランダ日本大使館には、申請や受け取りなどで2,3回は行くことになるので、

毎回電車を使って行く必要がある人は、より法定翻訳家の方がおすすめです。

 

また、日本大使館のサービスは戸籍謄本・抄本と運転免許証しか抜粋・証明できませんが、法定翻訳家については、その他の書類も認証可能なので手間が省けることかと思います。